埋立部では下図のように計測機器を設置し、護岸や盛土材、海底地盤の状態を計測しています。

施工管理においては、それぞれの計測機器を用いて下表のような計測項目を計測しています。
計測項目 | 計測器 |
---|---|
全沈下量 | 層別沈下計、水圧式沈下計 |
埋立荷重 | 土圧計 |
側方変位量 | 傾斜計 |
埋立部では下図のように計測機器を設置し、護岸や盛土材、海底地盤の状態を計測しています。
施工管理においては、それぞれの計測機器を用いて下表のような計測項目を計測しています。
計測項目 | 計測器 |
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全沈下量 | 層別沈下計、水圧式沈下計 |
埋立荷重 | 土圧計 |
側方変位量 | 傾斜計 |
水圧式沈下計
海底面の沈下量(全沈下量)は、水深の変化を利用して沈下量を計測する水圧式沈下計を海底面に設置し計測します。
層別沈下計
海底地盤は性質の異なる複数の層が重なって形成されており、それぞれの層によって沈下の特性が異なります。この層別沈下量は、海底地盤中の各層に層別沈下計を埋設し計測します。
間隙水圧計
圧密沈下は土粒子の隙間に存在する間隙水が盛土の荷重によって排出されることで生じる現象であるため、間隙水圧を計測することで沈下の進行度を知ることができます。この間隙水圧は、間隙水圧計を各層に埋設し、計測します。
多段式傾斜計
盛土による海底地盤の水平方向への変形には、圧密による引き込みと、せん断による押し出しの2種類があります。これら水平方向への変化量(側方変位量)は多段式傾斜計を用いて計測します。
土圧計
盛土から海底地盤への荷重(埋立荷重)を土圧計によって計測します。