急傾斜地の落石を検知し、盛土・のり面の崩壊を監視いたします。
坂田電機の「タフセンサ式盛土・のり面崩壊検知システム」は、
広範囲を確実に低価格で検知いたします。
盛土、のり面の崩壊は、降雨や地震などが原因が多く、鉄道・道路などに接近していると大事故につながる危険があります。しかし、鉄道・道路のような計測区間が長距離の場合、崩壊・落石を検知するためには多数のセンサが必要となり、費用上(経済面)から止む得ず計測をしていない箇所が多いことが現状です。
坂田電機では、広範囲を確実に低価格で検知する「タフセンサ式盛土・のり面崩壊検知システム」をご提案します。
システム概要
タフセンサケーブルは、土砂崩落による曲げ、あるいは引張りの力を受けた時の切断、落石などによるつぶれで所定の曲率以上の曲げ、または外径の変形によりケーブル内外の導体が接触した時、パルスの反射位置が変化することを利用し検知するシステムです。
特長
- センサ信号ケーブルの両端から検知します。
- 線状センサであるため広範囲(最長2kmに渡る検知)が可能で、崩壊位置を約20mの精度で表示します。
- ケーブルの敷設作業が容易なため、設置性に優れています。
- 検知区域(タフセンサ)と非検知区域(敷設ケーブル)に分けられ、経済的高い信頼性があります。
- 各種信号通信システム(有線、無線、携帯電話、衛星通信など)により、サイレン、回転灯、列車無線装置など各種警報装置に接続できます。
- 5秒以下の周期で常時監視が可能です。
- ケーブルは埋設設置、防護壁への取付けが可能で、耐用年数は約10年です。
- 機器の動作確認メンテナンスが、検知装置から可能です。
- 自己診断機能で、機器異常時も信号出力が可能です。
設置例
危険箇所の状況に合わせた敷設ができます。

直径1cmの線状ケーブルを土中に直接埋設する方式で、崩落時には土のすべりと共に同一の移動をするため、移動の有無と移動個所がわかります。
また落石にはストーンガードにタフセンサを結束するだけでガードの破損を検知し、リアルタイムに警報を発令します。
危険地域には検知ケーブルのタフセンサを、計測不要箇所には安価な敷設ケーブルを使用することが可能であり、耐久性に優れ、修理が可能で非常に経済的です。
応用例
【カタログ / お問合せ】